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職場基本マナー 基礎編

職場基本マナー 基礎編

会社の全体評価基準としてビジネスマナーやエチケットが 行き届いているかどうかが大きく左右されているのが実情です。 お客様からの評価や満足度を高め信用や信頼を得る。 会社にとっては生命線であり、会社のイメージが決定されてしまいます。
自然な振る舞いで、そつなく・明るく・元気よく・ハキハキとしている社員がいる職場は好印象です。

清掃

清掃

清掃が行き届いている会社は成長しています。日常の清掃が簡素化し過ぎていないか、 隅々迄清掃が実施されているかの違いは大きいものです。 その会社の清掃経営者は状況で、社員の気質や能力、仕事に対する前向き度が判断できます。 当然、気づきや指示が発せられ問題はない上司の能力などが見えるものであり、 会社そのものが反映されていると考えて良いでしょう。 従業員が使用するトイレでも次の人が気持ち良く使ってもらうため、 洗面の水滴や汚れをさっと拭く気遣いがされている職場ですか? 拭けるところは全て拭けの考え方を徹底している職場には気働きの出来る社員が多いのも実態です。

整理整頓

整理整頓

きちんとした整理整頓は働く者として当たり前の事と捉えられていますが、現実は、 出来る人と出来ない人が必ず存在します。 基本的に整理整頓下手な人に効率的な能率の高まる仕事は期待できません。 段取りが出来ない行き当たりばったりで先読みや計画性の無い人が多いと、 社内評価や上司からの評価は下がるものです。 整理整頓は出来て当たり前の事ですから、そのレベル迄は上司が手本を示す。
それからのより良い効率的な創意工夫を教えるのが社員教育です。

名刺交換

名刺交換

ビジネスマンには欠かすことのできない名刺交換。交換方法の基本的な事はご存じでしょう。 名刺を出す順序、出し方、受け取り方など、管理整理の仕方などがあります。
基本的なルールを守りつつも臨機応変な対応が求められますが「お会いさせて頂き感謝します」 という気持ちがあれば言葉なり行動に出ますので、画一的な方法はお勧めしません。 何故なら形にこだわりすぎると気持ちが伝わりにくいからです。 少なくとも「私、こういう者です」と言って名刺を差し出してはなりません。 会社名や氏名をしっかり伝えましょう。

座り方(上座と下座)

座り方(上座と下座)

上座と下座は、承知されているでしょう。では、応接に通されて「どうぞお掛けになってお待ち下さい」 と言われ、座って待っていたとしたら礼儀としてどうでしょう。 現場では、そういう所を教えて欲しいものです。担当者がお見えになる前に、女性がお茶を持って来られ 「あら!どうぞお掛けになって下さい」と再度促される状況もあるでしょう。 謝罪などで訪問した場合、座っている事は、まず無いでしょうが、それ以外なら臨機応変さが求められます。
一般常識とTPOに合わせた教育が必要です。

電話の応対

電話の応対

電話に出る人によって応対がまちまち。「はい、○○です」「はい、○○でございます」「○○で~す」 など、以外とこういう会社多いんです。出方は統一した方が好印象ですし新入社員も困りません。 以外と電話の出方は特徴があり、せっかちな人は早口で、のんびりした人はゆったりとなります。 早口は聞き取りづらく電話をかけた方が「○○さん?」と聞き直しをします。聞き直しをされても、 この愚な社員はその事に気づきません。のんびり電話には、急ぎのお客様がいらつきます。 会話の早さや電話の出方の訓練が必要です。語尾を下げない、明るく対応する。 また様々な電話に対しての適切な受け答えなどの練習が必要になります。 会社として、ある程度の基準値を決める事も必要になります。

身だしなみ

身だしなみ

「身だしなみをきちんとしなさい」と、事ある毎に注意換気されているでしょう。ところが出来ない人がいる。
これは「きちんと」が、どういう状態か認識出来ていないのです。「きちんと」とは、どういう状態かを教える。
そして、どのような印象を受け、どんなに君にとって不利益かを教えてあげるべきです。 「そんな事まで」と思われますが、こんな事が日々の社員教育なのです。 大企業等では、あまり見かけませんが少人数の企業には、長髪や茶髪、似合わない流行の髪型、 無精ひげを伸ばした社員がおり、社長がいつも口を酸っぱくして言ってもなかなか改善されない。 処方箋は、あなたにとっての評価が下がることを伝える事です。いくら業務が出来ても基本ルールが崩れると、 なし崩し的状況に陥りその時には手遅れになります。採用面接段階で、会社のルール、方針を伝え、 守れない時は自ら辞する事を伝えて入社させる事も必要になります。

コミュニケーション

コミュニケーション

コミュニケーションは、感情や意思、情報などを伝えたり受け取りあうこと。言葉だけでなく、態度、 行動、しぐさ、顔つき、目つきなどの全てがやりとりされるものなので人間関係における大変細やかな部分と言えるでしょう。 社内はもちろん、特にお客様やお取引先との関係において、多いに影響を及ぼすものです。コミュニケーションは、 大変広く深く厚いものですから、「その場」で指摘をして教育して下さい。 コミュニケーションの下手な人が営業に回っていると本人も辛いですが、会社の信用を落としかねませんので、部署替えの検討も必要です。 死ぬ迄コミュニケーションの学習です。ひょっとしたら、死んでもあの世でも必要かもしれません。