学校を来春卒業して社会人になる予定の人。 今、仕事に就いていなく就職先を探している人。 又は、色々な事情で転職を考えている人など様々だと思います。
どうせ就職や転職するなら好条件が望ましいと言って、 会社は大きい方が良い、給与が高い、賞与手当がたくさんある方が良い、 休みがたくさんある、残業も少ない、有給もたくさん取れるなど、 欲を言ったらきりが無い程、自分の背丈に合わない要望を持つ人も多いものです。
この「欲」を優先させて会社選びをする人。 つまり、労働環境欲や金銭欲を優先させる人は、 いずれ金銭に泣かされるものです。
入社させて頂ける事が出来る。働かせて頂ける。
これがご褒美なのに「まだ」「まだ」は欲でしょう。
特に金銭欲は、果てしなく賞与が減額などになった途端、不満やグチが始まり、 自らが勝手にモチベーションを下げ上司や会社からの評価が下がる。 結果、退職して無職になったり、転職して給与や賞与などの「金銭が逃げる」。 不思議ですがサラリーマンのパターンなんです。
「入社させて頂いて感謝します」と、入社する人。
そう思い感謝が出来る人は、勤めさせて頂ける事が最優先であるから、ひたむきに働く。
そして、勤めの中で、価値を見いだし、
尚且つ「自分はやるべきことがちゃんとできているのだろうか?」と
常に振り返るぐらいの前向き的な考えを持ってくれるものです。
つまり、今の現状に不平不満を持つよりも「やるべきこと」を考えるのです。
「回りを巻き込んでぼやいたり、つべこべ言う前に、
自分は今やるべきことがちゃんとできているだろうか?」と
自問自答することのほうが大切なのです。
自分の力量を過信せず、わずかな賞与にも感謝し、
休みを頂ける事に感謝する。
残業もいとわず頑張る。
結果、上司や会社からの評価が高くなり信用を勝ち取り信頼を得る。
結果、金銭のご褒美や地位のご褒美が頂けるものです。
「ありがとうございます」が、自然と心から言葉に出る人。
究極を申せば、会社にとって真に必要な人財なのです。
会社には、自分の労働力を売り、報酬が頂ける。
つまり、自分の労働力に見合った分だけを頂けるのです。
そう、見合った分なのです。
人はよく勘違いを起こします。たいしてビジネススーパーマンでもないのに、
自分のことを自分で評価をしたがります。
得てして、この評価は自分に甘く過大なものにつながるようです。
評価は、自分以外の者がするのです。
そう、部下や同僚、上司や取引先。
上司とて、さらにその上司から評価されているのです。
そして、「これだけしかない」の感情を持つ人は、
いずれ「金銭逃走」に遭遇するのです。
どんな仕事も、結果は小さな「やるべきこと」を積み重ねた「上」にやってくるのです。
転職するなら、否定的感情ではなく建設的感情で転職するべきだと思います。
何故なら、否定的感情は、次の職場でもまた発生するものですから・・。
就職不況の中、自分が会社を選ぶ時代から
厳しく選ばれる時代になっていますから
ちょっと自分の考え方を変える必要があるかもしれません。
そして、就職出来たらやるべきことを積み重ねる。
いかがでしょうか?
考え方を変えて働き、
会社で必要とされる人になって頂きたいと願うのです。